「スケッチ・オブ・ミャーク」
歌うことは、神とひとつになること
生きる願いは声となり、神へ届く
魂のありか『ミャーク(宮古島)』への旅
あけましておめでとうございます。
今年最初のbudryukyuは2年ぶりの映画上映会!
沖縄宮古島に何世紀ものあいだ歌い継がれた神唄と島人たちの暮らしを描いた
ドキュメンタリー映画
"スケッチ・オブ・ミャーク”
この素晴らしい映画の上映会のあとは
コザタイムでのゆんたく会。
スケッチ・オブ・ミャークの大西功一監督を交え、
チョンチョンキジムナーのヒットでおなじみ『照屋政雄先生』の民謡LIVE、
昨年リリースしたアルバム『島dub』が炎上中の『HARIKUYAMAKU』の島dubLIVE、
budryukyuのマブイ代表『DJ Nu-doh』のちむぐくるDJset、
と、盛りだくさんの内容で
沖縄の音楽と文化を伝え深めるゆんたく会を開催します。
budryukyu presents
スケッチ・オブ・ミャーク上映会 & ゆんたく会
2014 1/24(金) @ OTOBOLA
19:30 開場
20:00 スケッチ.オブ.ミャーク 上映開始 (上映時間104分)
22:00 大西功一監督トーク
22:30 ゆんたく会スタート
照屋まさお 民謡 LIVE
HARIKUYAMAKU 島dub LIVE
DJ Nu-doh ちむぐくるSET
3:00 終了?
前売り
¥2000 (1ドリンク付き)
当日
¥2500( 1ドリンク付き)
ゆんたく会より参加の方
¥1500(1ドリンク付き)
ドリンクメニュー
泡盛¥300
ビール/カクテルetc¥500
会場
OTOBOLA
沖縄県沖縄市中央3-1-24森ビルB1
お問い合わせ
080-9108-7707
前売りチケット
前売り券購入ご希望の方は沖縄市の下記店舗で直接ご購入頂けます。
もしくはbudメンバーズメールにて予約可能です。
budメンバーズメール予約は budryukyu@gmail. com まで件名にお名前、本文に「スケッチ オブ ミャーク」と入力の上、送信下さい。
メールを後日返信いたしますので、当日Entranceにて返信メールの提示をお願いいたします。
メールの照合をもって前売り料金にてご入場いただけます。
前売りチケッット取扱店
OTOBOLA
沖縄県沖縄市中央3-1-24森ビルB1
Tel 098-927-0089
沖縄市中央4-11-4
たいら洋品店
沖縄市照屋1-11-5 銀天街
080-3091-9703 吉岡
PUNK BAR SIX
沖縄市沖縄県沖縄市中央1丁目36-10 2F
090-8620-0141
反骨商店 NEVER MIND
沖縄県沖縄市中央1-5-8
090-8620-0141
スケッチ・オブ・ミャーク
鳴り止まない拍手と歓声。スイス、第64回ロカルノ国際映画祭での快挙。
グランプリに次ぐ「批評家週間賞 審査員スペシャルメンション2011」を受賞。
第17回函館港イルミナシオン映画祭2011 正式招待
沖縄県宮古諸島。
ここに沖縄民謡と異なる知られざる唄がある。
それは、厳しい島での暮らしや神への信仰などから生まれた「アーグ」と「神歌」だ。
その唄は宮古諸島に点在する集落の中でひっそりと歌い継がれてきた。
特に御嶽での神事で歌われる「神歌」は、やむことのない畏敬の念をもって、数世紀に渡り口承で熱心に伝えられたものである。
ことは音楽家の久保田麻琴が、島でそれら貴重な唄に出会ったことに始まる。
本作は、その唄を生んだ人々の暮らしを追うなかで、失われようとしている根源的な自然への怖れと生きることへの希望を見出したドキュメンタリーだ。
監督の大西功一は、秘められた島の神事を追い、生活と信仰と唄がひとつだった時代を記憶する最後の世代である老人達を温かく見守りながら、かつての島の暮らしをスクリーンに鮮やかに浮かび上がらせた。
老婆達が神唄を歌う時、不思議な懐かしさがすべての人々の心を打つ
ミャークには、今まさに失われようとしている大切な「記憶」がある。
老婆達は語る。
かつて厳しい生活と信仰と唄が切っても切り離せないひとつの時代があったことを。
そして今も老婆達の心を映すかのように、この島の御嶽では、神事の火が数百年に渡り人から人へと受け継がれ、神女達が生きる願いとともに「神歌」を神に捧げている・・・。2009年、九十歳を超えた車椅子の老婆達が島を出て東京へと渡る。
コンサートホールの舞台に立ち、禁断の神歌を歌うために。
満場の観客を前に彼女らは力を振り絞り、歌う…。ミャークの老婆達が歌い継ぐ神歌に触れられた貴重な機会は、おそらくこれが最初で最後となるであろう…
ライ・クーダー(音楽家/『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』)
わたしはミャークの老人たちが羨ましい。
小さくても、こんなに完全で幸せな世界を持っているのだ。
汚れた世の中なんて気にかけたこともないだろう。
彼らの表情を見て、このイカしたファンクを聞けば判る。
ミャークはきっと最高のところだろう。
賭けてもいいよ。
「スケッチ・オブ・ミャーク」公式ウェブサイト
大西功一
(製作、監督、撮影)
1965年、大阪生まれ。大阪芸術大学在学中よりテレビ報道カメラマンのアシスタントにつく。1988年、学友らとともに、消え行く大阪の古い町を背景にギター流しを追ったドキュメンタリー作品「河内遊侠伝」が卒業制作学科賞。同年上京、映像プロダクションへ。1991年、退社後、フォークシンガー高田渡を象徴的役柄に配し、映画「吉祥寺夢影(きちじょうじむえい)」を製作。1995年、北海道函館を舞台に、前作についで出演に高田渡を配し、モノクロ映画「とどかずの町で」を発表。他にテレビ番組、ミュージックビデオ、DVD作品等、多ジャンルの映像作品を手掛ける。「スケッチ・オブ・ミャーク」は16年ぶりの映画となる。
ゆんたく会出演者
照屋まさお(てるやまさお)
1939年、読谷村生まれ。
「トゥルゥンテン」「チョンチョンキジムナー」「明日からや」などをヒットさせる。
88年映画「ウンタマギルー」(高嶺剛監督)02年「ホテルハイビスカス」(中江裕司監督)では準主役を演じて好評を博す。
自ら営む照屋三味線店の三線はすこぶる人気が高い。
コザ銀天街、Tower of Dub studioを拠点に活動するトラックメーカー/ダブエンジニア。
14歳の頃からベーシストとして音楽キャリアをスタートさせ、
2007年から、58名義でトラックメーカーとして活動を開始。
2012年、アジア~ポリネシア各地の放浪、四国八十八カ所霊場巡礼の後、自らのルーツである琉球を意識するようになり、琉球民謡の7inchレコードを収集し始める。ちょうど同時期にreggae/dubの洗礼を受け、集めた古い唄を基にHarikuyamaku名義の楽曲「島DUB」の制作を開始する。生身の音、デジタルとアナログのバランスを重要視しており、ほとんどの音が演奏によってプログラミングされている。
ライブではそれらの音を、アナログ回路によってリアルタイムでダブワイズし、
曲の脱構築、再構築をしながらサイケデリックな音景を創り出す。
2013年春、
コザにそびえる銀天街タワーを自ら改築し、Tower of Dub studioを完成させる。
その後、そこで集まったメンバーでdub / jamバンド「銀天団」を始動させるとともに、コザ音洞にてオルタナティブなパーティー「PAGAN DANCE」を開催。
すでにこれまで、DJ YOGURT、DJ Doppelegenger、Toshio-BING-Kajiwara、KOR-ONEなどのゲストを招いている。7月には、沖縄を代表する野外パーティーMessage of Loveでオープニングアクトとして出演。
2013年、古い琉球民謡のレコードから音を忠実に採取し、独自の自由な解釈で再構築してDUBワイズしたアルバム『島dub』を発表。
96年に上京し、青山BLUEなどでDJを行う。
99年、DJ SAHIBを中心とする音楽集団AUDIO SUTRAを開始し、
ORIENTAL EXPRESSの一員としてコンピレーションアルバム“Breath of chain”で楽曲“Naturaza”でデビュー。
2004年から拠点を沖縄へ戻し活動する。2010年に JUZU a.k.a. MOOCHYのレーベルPROCEPTION より Nu-doh live Mixed @ Mohican 2010730をリリースし、”bud ryukyu”にレギュラーDJとして参加する。
2012年、DJ SINKICHIとのユニット”美ら島Navigator”として"Oneness camp"に出演する。深みのある島人(シマンチュ)になるべく日々精進中。