2012年8月1日水曜日

bud ryukyu 2ND Anniverasary Resident Interview


★bud 2nd Aniversary Mail Interview★ Interviewer is Swing-Chang





bud -ryukyu-2周年おめでとうございます。KURANAKA 1945さんをゲストに招いての昨年の1周年が記憶に新しいですが、あれからもう一年!?あっと言う間です!!華々しい舞台を2度もMAFALi cafeで開催して頂けるなんてこれ以上なく光栄に思っております。
bud2周年でこのMAFALi cafeという空間を提供する運びとなりましたので
今回は代表取締役Swing-ChangがbudレジデントDJの皆さんにいくつか質問したいと思います。


Q.DubStepというアンダーグランドかつ最もエッジの効いたダンスミュージックをベースに僅か2年間でめまぐるしい進化を遂げ、いつの間にか200~300人も収容するモンスターパーティーに化けたbudですが、集客、営業、戦略など具体的にこれまでどのような事に気を遣って来ましたか??
(SINKICHI以下S)
そんなに集客ないです。。。多くて150名、3分の2男って感じです。。。
集客、営業、戦略、、営業は多分皆がやってるのと同じ事をやってるだけ。フライヤー配って、ポスター貼って、ネットに掲載して、友達に電話して、『budやるから時間あったら是非来て!』ってお願いして。まあ普通です。
気をつかってるのはpartyのクオリティ。音響、照明、映像、等、お金払って来てくれる人が満足できるよう心がけてます。
あとはbudがどういう気持ちでpartyをやってるか、しっかり表現されているという事を大切にしてます。
このメールインタビューもその一環としてお願いしました。本当にありがとうございます。


(MONDO以下M)

集客に関しても、営業も戦略も基本的には当たり前の事をコツコツやっていると言った感じで特別なことはしているわけではないです。当たり前の事を続けるってのが結構難しいのですが。。フライヤーを撒いたりポスター貼ったり、WEB上で賑わせたりとといったことは自分達でやる事により、Partyに対するモチベーションが上がってくるのでそれは意識してます。協力してもらってるお店なんかを回りながら、食事したりお茶したりしてコミュニケーションをとりながらやってます。

Q.レギュラー陣全員がDJ活動と平行し楽曲制作をこなし、ほぼ同時期に全員が作品をリリースして奇跡的なタイミングで今回2周年を迎える訳ですが、今回2周年にも関わらずゲストに依存せずにレギュラー陣のみで臨むそうですが何か信念があり、敢えてそうしたのだとボクは踏んでます。理由があればお聞かせください。
(S) 日本の中央集権的なシステムの中で沖縄はどうしても『地方』って意識されてしまう。その『地方』って遠方から来られるゲストに対して必要以上の期待をしてしまう。
多くは集客を求めるpartyの打ち出し方よって、、もしくは外来に弱い日本的体質が。。。その結果、地元の素晴らしいアーティスト達が軽視されてしまう。もったいないです。
もちろんゲストが来る事によってpartyやシーン自体が刺激されて良い結果を生む事も多いですが、僕は、ゲストは火にそそぐ油と捉えていて,今回のbudは集まる人皆が油になって欲しいと思っています。
火は確実にここにあるって事を証明したい。


(M)タイミングだと思いますね。bud自体はもともとレジデントでやってきた訳ですし、今は特に、それぞれリリースもあるのでレジデント陣をプッシュしたいですからね。



<火の玉ホールでのbud ryukyu>

Q.Churashima Navigator、DUBGYMNER、IORIくんにそれぞれ聞きたいのですが今後は音楽制作がメインとなって行くのだと思いますが、楽曲にかける想い、創作する時常に心がけている事、ユニット名の由来、コンセプトなどあれば何でもいいので教えてください。
(Churashima Navigator 以下Churashima)その名の通り『美ら島ナビゲーター』です。ナビは基本的にnu-dohにまかせてます。
個人的にはナイチャ~としての視点で、沖縄のいい所、悪るい所、ひっくるめて表現したいと思ってます。(僭越ですが。。。)
例えば、地球上稀に見る豊かで美しい自然、現在進行形で進化するエイサーや民謡などの琉球音楽と、それに伴うスピリチュアルな先祖崇拝と自然信仰と祭り。うまいそば、優しいうちな~ぐちとおじいおばあ、またそれとは反して、滅びゆくうちな~ぐち、オスプレイにはNOと言いながら東村高江のオスプレイ基地はごり押し建設、辺野古にはアジア最大最新鋭の基地を作ろうとしてるし、しかもあんなに奇麗な海埋めて、、、泡瀬も。まあ多くはアメリカとその背後とそこに絡む利権集団が生み出してる。それに伴って経済が巧みにコントロールされ、失業率が高いetc。尖閣も誰かの筋書きに沿って進んでる。そんないいの悪いの全てを僕とnu-dohのビートにぶち込んで音楽に出来ればと心がけています。


<Churashima Navigator>


(M)DUBGYMNERは相方のAronと共に始めたユニットです、もともと曲作りをするなら彼とやると決めていました。音楽的にもとても共感できる部分が多いし、多くの人達からもこの組み合わせを喜んでもらっています。
曲作りに関してはあるラインの緊迫感を維持しながら自由にbeatを作ってシンセを弾いてそれを鍛えてといった感じです。名前の由来は僕が沖縄に帰って来たときにDUB STEPのPartyを始めようと思い大先輩であるYAMA a.k.a SAHIBさんにParty名の相談をしててDUBとキジムナー(沖縄のシンボルであるガジュマルの木に住むと言われる妖精)を掛け合わせた、DUBGYMNERという名前が出てきました。そのときはPartyは形にならなかったのですが、曲作りを始めるタイミングでその名前を思い出し、しかもなんかユニットっぽい名前だということに気づいて迷わず名前をDUBGYMNERに決めましたね。名付け親はYAMAさんですね。

<DUBGYMNER>


(IORI)
想いやコンセプトは常に変化して行きます。楽しみながら、色々なスタイルで自由に創っていけたらなといつも思っています。
<IORI>



Q.IORIくんに質問ですが、budでの出演は今回が最後で10月からドイツにて音楽活動開始するらしいですね??僕個人の意見ですが地元沖縄をベースでも世界に向け発進出来る事を見事に証明したと思います。てっきり今後もその姿勢は変えずに敢えて沖縄からにこだわるのかな?なんて勝手に思ってました。ドイツ行きを決断するに至った経緯、ドイツで新たなるチャレンジをする上で今後の展望などお聞かせください。
(IORI) 凄く大きな決断ですが、自身の心のワクワクに従ったというか、新たなチャレンジの時期が来たので行きます。

Q.引き続きIORIくんに質問ですが、ピンクサロンでスタートし桜坂gに移り、今となってはgの看板イベントと言っても過言ではない『GARAXY』ですがとりあえずは休止ですか?ドイツに引っ越しですか?それともAKIRAくんもしくはSHINGOくんが引き継ぐ形になるとか??
(IORI)休止という形になります。終わりではありません。

Q.bud若頭のMONDOくんに質問です。個性的なベテラン兄貴が3人もいて一緒にイベントを考える上で色々見えない圧力など絶対あると思うのですが(笑)budでは毎回それすらハネ除けむしろ実力以上の力を発揮している様に見えるのですが、何がそうさせるのでしょう?鋼のハートというか逆境をパワーに変える秘訣を教えてください。MONDOくんの様に20代のDJが今後のCLUBシーンを揺るがして欲しいと思っているので...是非若手代表としてお願いします。

(M)兄貴達はParty一つにしてもくぐってる現場が全然違う訳ですし、それを間近で見る事が出来るので、確実にステップアップ出来る環境だと思います。実際bud ryukyuを通していろんなArtistに出会うチャンスがありましたがどれもすばらしい出会いでしたし,そこから,いろんなものを感じて、盗んで引き継いでいくのが大事かなと思ってます。それがモチベーションに繋がる。


Q.引き続きMONDOくんに質問です。DUBGYMNERの発売おめでとうございます。今回の作品はどのようにして作られたかはブログにてCHECKしてますが、個人的にはORGEL名義なども気になってます。一体何個ユニットやってるのですか?
それぞれ名前が違うって事は制作する上での手法、コンセプトなども全く違うからですか?詳しく教えて??

(M)今回のリリースは県内のINFORESTというProgressiveなBANDとのコラボ曲がDisk Union Keep and Walkというレーベルよりリリースされます、全体としてはINFORESTそして東京からisolateという2BANDのsplit album「壁画」という形です。Remixでは無くINFOREST+DUBGYMNERとして参加したので、とても時間がかかった曲ですがとてもProgressiveで面白い作品になったと思います。
9/22にはLoveBallでリリースPartyが企画されています。もちろんDUBGYMNER Liveもあります。
名義はMONDO/DUBGYMNER/ORGELの三つです。MONDOはご存知の通りDJでDUBGYMNERはそれらで培ったものを音作りとして表現する場でありLiveパフォーマンスが出来るユニット、ORGELは僕自身を取り巻くストレスから自分自身を解放しきる為にスタートさせたものです。DJというわけでもなく、ほとんど人前にも出ない、完全に僕自身に向けて必要な音をアウトプットするというか。意図しないところで同じような音を必要としている人がいて、見つけたらそこに対してだけ発信しています。MIX CDも埼玉にあるMore Recordsさんにしか置いてもらっていませんし。僕自身DUB STEPで熱くなりすぎてしまってオーバーヒートしそうになったときに丁度良かったんですよ。
三つも名義があるというのは単純に不器用で、思考もシンプルじゃないんでしょうが、まだシンプルな考えを持つには若さが邪魔してますね、そしてまだまだエゴもある。この三つが同時にシンプルに一つで出せるようになったときが楽しみですね。それにむけての三年目ということです。


Q.そして僕にとっても心の師である兄貴2人の『Churashima Navigator』に質問です。いつもSINKICHIさんの自宅で楽曲制作が行われていますよね?アリトさんがその帰りに度々MAFALiにて途中経過のトラックを内緒で披露してくれるので大分楽曲がたまってきてるのをボクは密かに把握してます(笑)アルバム制作などはお考えではないですか?『Kashimasabushi』など未だ未発売の名曲などいつになったら手に入れられますか??ボクを筆頭にファンは心待ちにしてると思います。
アナログはもちろんDATAでもダウンロード出来れば個人的には嬉しいのですが...
可能性としてはどんなですか???

(Churashima)12インチヴァイナルとCDアルバム年内にリリース計画中です。

Q.続いて『ChurashimaNavigators』のお二人に質問です。bud2周年では生LIVEを披露してはくれないでしょうか??長野のレイヴで初披露ですか??ではその際どのようなスタイルで臨むのか機材リストなど言える範囲で構いませんのでお願いします。


(Churashima)生バンドでやれたらいいのですが。基本的にPCで構築してしまってるのでどう生で出来るかは今後の課題です。
今回はDJとLIVEの狭間的なセットをbud2周年IORIの次にやらせてもらいます。

Q.そして最後の質問ですがボクは冗談ぬきにbudは沖縄が世界に誇るSpace Bass Music Partyだと思っています。2年間一緒にやってきた盟友IORIくんがドイツに旅立つというのもあり、今後のbudはどのような進化をしていくのか??
未来のビジョンはどのようにお考えですか!!??お伝え出来る範囲で構いませんので...??

(S)ioriがいなくなると色気&快楽度が下がる気がします。深海度も。。。
そこんとこを残る3名で補える様、進化したいです。
あとはレーベル化です。カセットテープでもいいのでbudレーベルからリリースしたいですね。

(M)Partyはこれからも続きます。幸い多くの人にbud ryukyuを楽しんでもらってる。それをGLOCALに発信していくことを続けて行きます。なんでも始めるのは簡単で,維持して続ける事が困難ですが、そこを踏みとどまれる集合体にして行きたいですね。
音的には今まで自分に無かったものを取り入れて進化または深化していきたいです。
プレイは研ぎすまされている、だけどPartyはとても楽しい雰囲気を作りたいです。

(IORI)もっと大きな広がりを見せて行くと信じています。


<2011.ホピの予言上映会>

ダンスミュージックの現在進行形がココ(bud -ryukyu-)にあるとボクは信じています。
それでは8/25(sat)bud-ryukyu-2周年全力でサポート致しますので宜しくお願いしますm(__)m


(Churashima Navigator)どうぞよろしくお願い致します。


(M)よろしくお願いします。


(IORI)サポート心から感謝しております。


<2011.11.25 feat MALA>

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